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2026.01.14

日本の二大中華街で祝う2026年の春節祭

タグ:#イベント

日本では明治時代に太陽暦(新暦)が採用されて以降、1月1日を元日とする暮らしが定着しましたが、それ以前は、月の満ち欠けを基準とした「旧暦(太陰太陽暦)」が用いられており、新年の始まりも現在とは異なる時期でした。

この旧暦の1月1日が「旧正月」。
中国語圏では「春節(しゅんせつ)」と呼ばれ、現在も中国や台湾、ベトナム、韓国など、アジア各地で一年の節目として大切に祝われています。

旧暦は毎年日付が変わりますが、2026年の春節(旧正月)は2月17日(火)。
この時期、横浜と神戸の二大中華街では、日本にいながら春節ならではのにぎわいを体感することができるんです。
 

街全体が祝祭空間になる「横浜春節祭」

2026年の横浜春節祭は、横浜中華街だけでなく、みなとみらいや横浜駅、新横浜駅周辺までを含めた広いエリアで開催。街全体で春節を祝うこのスタイルは「W春節」とも呼ばれ、横浜の都市景観そのものが祝祭の舞台となります。

見どころは、中国の伝統工芸技術を用いて制作された巨大ランタンオブジェ。
『西遊記』や龍をモチーフにしたランタンが、中華街をはじめ市内約60か所に設置され、冬の夜空に温かな光を灯します。

港町・横浜の開放的な空間と、ランタンの幻想的な輝きが重なり、
街を歩くだけで春節の雰囲気を味わえるのも、この祭りならでは。

期間中は、ランタンを巡るデジタルスタンプラリーの実施や、春節をテーマにした花火イベントなども予定されており、昼と夜で異なる表情を楽しめるのも魅力です。

開催概要

●開催期間:2026年1月20日(火)~3月3日(火)
●開催場所:横浜中華街・みなとみらい・横浜駅・新横浜駅 ほか
●開催エリア:横浜都心臨海部 約60か所

伝統芸能の熱気を間近で感じる「南京町春節祭」

関西を代表する中華街、神戸・南京町で行われる春節祭は、横浜とは対照的に、通りに凝縮された熱気が特徴。中華街の中心部を舞台に、京劇の衣装を身にまとった人々や、歴史上の人物に扮した演者たちが登場し、通りを練り歩きます。

爆竹の音が鳴り響く中、龍舞や獅子舞が目の前を駆け抜ける光景は迫力そのもの。
広いエリアで楽しむ横浜の春節とは異なり、南京町では春節のエネルギーをより近くで感じることができます。

地元の人々にとっても一年の福を願う大切な行事であり、観光イベントとしてだけでなく、暮らしに根づいた春節の姿を感じられる点も南京町ならではの魅力です。

開催概要

●開催期間:2月17日(火)、21日(土)~23日(祝・月)を中心とした期間
●開催場所:神戸・南京町一帯

春節に欠かせない「中国獅子舞」

太鼓やドラのリズムに合わせて舞う獅子は、祝いの場を盛り上げるだけでなく、「邪気を払い、福を招く」存在として古くから大切にされてきました。

日本の中華街で見られる獅子舞の多くは、広東省を起源とする南方獅子舞。
色鮮やかな装飾と、武術を基礎とした力強い動きが特徴で、瞬きや耳の動きなど、細やかな表現にも目を奪われます。
その姿は、春節という節目にふさわしい活力と祝福に満ちています。

観客が獅子に頭を差し出している光景を見かけることがあります。
これは「無病息災」や「開運厄除」を願う習慣で、獅子が悪いものを食べてくれる、あるいは福を授けてくれると考えられてきました。

また、春節ならではの重要な見どころが「採青(ツァイチン)」です。
店先や高い場所に吊るされた青菜と紅包(ご祝儀袋)を獅子がくわえ取る所作を指し、「青(チン)」の音が「財」に通じることから、商売繁盛や福を呼び込む意味が込められています。
獅子が青菜を取り、周囲に撒く姿は「福を分ける」場面で象徴的です。

日々の暮らしに福を添える

47 TREASUREでは、春節の象徴でもある獅子舞をモチーフにした九谷焼の豆皿をご用意しています。
石川県の伝統工芸・九谷焼ならではの色絵で、
魔除けと招福の意味を持つ獅子舞を、力強くも親しみやすい表情で描きました。

直径約9.5cmの手のひらサイズは、醤油皿や薬味皿として食卓に取り入れやすく、
アクセサリートレイとして玄関やデスクに置くのもおすすめです。
「福を招く」という意味合いから、新築祝いや節目のお祝いなど、贈り物としても◎

横浜や神戸で春節の空気を感じたあと、
ぜひご自宅の食卓にも、九谷焼の獅子舞で小さな「福」を迎えてみてください。

九谷焼豆皿 獅子舞


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