【万博】1枚のシルクスカーフができるまで。製造~完成までの裏側と商品のこだわりについて迫ります|2025大阪・関西万博公式ライセンス商品

本日は神奈川県の地場産業
「横浜スカーフ」をご紹介いたします。
『横浜スカーフ』とは、世界最高水準の
製版、染色、縫製の技術で作られている、
横浜生まれのシルク製品ブランドです。
今回大阪・関西万博に向けて、
スクエアと剣先の2種類の形の
スカーフを販売開始!
赤と青の万博カラーが織りなす、
華やかで印象的なデザインが特徴です。
商品のこだわりや、
スカーフ誕生までのエピソードをご紹介します。
1. 手作業で1色ずつ色を重ねています

横浜スカーフは手捺染(てなっせん)※という
120年以上続く伝統技法で染め上げており、
型に合わせて1色ずつ色を重ねています。
均一に染めるには高度な技術が必要です。
※手捺染:布に模様を染める染色方法の一つで、
型紙を使って職人が一つ一つ手作業で
染料を刷り込む技法。
特に、細かな柄や多色の表現に適しており、
手作業ならではの温かみのある風合いが特徴。

剣先スカーフの型

製造の過程で色が変化するため色の再現は職人の熟練の技です
染めの工程
スクエアスカーフの製造工程を少しだけご紹介。
画像の通り、色は一度に染めるのではなく、
1色ずつ順に丁寧に重ねています。

染めの工程
すり重ねるたびに、
少しずつ模様が浮かび上がってきます。
今回の万博のスカーフでは、
グレー、白、赤、青の4色を使っているため、
4回色を入れる作業を行います。
デザインについて
大阪・関西万博の
VIデザインシステム
「WORLD」が使われています。

また、このデザインは
ひとつの大きなグラフィックを
自由に切り取る形で成り立っているため、
同じ“WORLD”を使っていても、
ひとつひとつ見え方が異なるのも魅力のひとつ。
「自分だけの柄」としての特別感が味わえます。
2. スカーフの鮮やかな色合いの秘密
職人がさまざまな染料を緻密に調合して、
赤・青・グレー・白の
万博カラーを再現しています。
その工程が行われるのは、捺染工場の中でも
「心臓部」と呼ばれる色づくりの現場。
ここでは、一滴の染料の差が、
仕上がりの色味を大きく左右するため、
職人の目と経験が何よりも頼り。
気温や湿度によっても染料の具合が変わるため、
その日のコンディションを見ながら
微調整を加えていきます。
鮮やかなのに、深みがある。
華やかなのに、どこか落ち着いている。
その絶妙な色加減は、まさに“感覚の職人技”
によって支えられています。
3. シルク100%の柔らかな仕上がり
スカーフに使われているのは、
上質なシルク100%。
手に取った瞬間、そのなめらかな手ざわりと、
ふんわりとした軽さに驚くはずです。
シルクは天然繊維の中でも特に機能性が高く、
夏は涼しく、冬はあたたかく、
季節を問わず快適に使える素材。
肌に触れたときのひんやり感や、
空気をふんわりまとったような軽やかさは、
まさにシルクならではの心地よさです。
さらに、吸湿・放湿性にも優れているため、
蒸れにくくて快適。
首元に巻いたときもストレスがなく、
デリケートな肌にも
やさしく寄り添ってくれます。
一度使えば、もう他の素材には戻れない
——そんな声があがるのも納得の仕上がりです。
4. 横浜スカーフに込めた想い
1枚のスカーフが完成するまでに、
職人の技と時間が
どれほど注がれているのかを知り、
「大量生産」では生まれない
温もりや価値を改めて感じます。
この横浜スカーフが、日本中、
そして世界中から注目が集まる
大阪・関西万博の商品として販売されることは、
職人の技術や品質の高さを知っていただける
機会になるのではないかと思います。
デザインも試作を重ね、
万博カラーの赤と青を取り入れるのはもちろん、
そこに“白”を合わせることで、
どこかトリコロールカラーのような
雰囲気に仕上げています。
また、どこから巻いても美しく見えるよう、
工夫を凝らしました。
横浜といえば、開港以来、
さまざまな文化を受け入れてきた港町。
そして万博は、未来に向けて世界が出会う舞台。
このスカーフには、そんな「横浜」と「万博」
それぞれのスピリットを重ね合わせるような
イメージを込めています。
ぜひ、あなたのスタイルに取り入れて、
万博の記憶をまとってみてください。
EXPO2025 横浜スカーフ スクエアスカーフ ¥27,390(税込)


スクエアスカーフは、風に揺れる一枚のアート
スクエア型のスカーフは、
使いやすさ抜群の定番スタイル。
今回の横浜スカーフは、手捺染(てなっせん)
という伝統技法によって、
裏面までしっかりと色が染みています。
写真だと少し厚みがあるように見えますが、
実物は風にふわりと揺れるほどの
軽やかさと薄さ。
シルク100%ならではの透け感とやさしいツヤが、
顔まわりを明るく引き立ててくれます。
首元にサッと巻いたり、
カバンの持ち手に結んだり、
時にはヘッドアクセとして髪に巻いたり。
1枚で何通りものアレンジが楽しめるのも、
スクエアスカーフならではの魅力です。
その日の気分やスタイルに合わせて、
あなただけの
“使いこなし”を見つけてみてくださいね。
EXPO2025 横浜スカーフ 剣先スカーフ ¥19,800(税込)


剣先スカーフは、装いの“差し色”に。
剣先スカーフは、
その名のとおり先がシャープな“剣”のような形。
一般的なスクエア型とは異なり、
動きのあるデザインが特徴です。
縁(ヘム)部分には
黒のアクセントを入れており、
全体の印象をキリッと引き締めてくれます。
このブラックの縁取りがあることで、
カジュアルな装いにも大人っぽいニュアンスを
添えてくれるんです。
首元にサッと巻いたり、
ヘアゴム代わりに髪に結んだり、
バッグの持ち手に巻きつけて
アクセントにしたり…
巻き方次第で、印象ががらりと変わるのが
剣先スカーフの楽しいところ。
しかも、裏と表で柄の出方が異なるので、
結び方によっては
違う表情がのぞくのもポイント。
巻くたびに新鮮な発見があり、
まるで毎日違うスカーフのような
楽しさがあります。
■販売場所
🛒オンライン
工藝を旅するサイト|47 TREASURE

47 TREASURE(運営:47CLUB)は、2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスとのサブライセンシー契約において、日本国内の伝統工芸品および伝統工芸品に準ずる特産品を公式ライセンス商品化する取り組みを行っております。「2025大阪・関西万博公式ライセンス商品」はライセンス契約に基づいて製造されており、売り上げの一部は、本万博のために活用されます。
©Expo2025