●京都の伝統工芸品として、繊細優美を極め、高度の技術の伝承を感じる「京うちわ」から大阪・関西万博の公式ライセンス商品が登場。
●京都の熟練職人が、その確かな技術で万博のシンボルマークを丹精込めて表現しました。
●夏の暑さに涼やかな風を運ぶだけでなく、同梱の「うちわ立て」に挟めば、飾って楽しめる夏の芸術品です。
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在庫あり
商品詳細
- カラー青
- サイズ約縦32×横20×幅1(cm)
- 重さ約18g
-
素材・和紙
・竹
・桧 -
お取り扱い上の注意・ひとつひとつ手仕事でしあげておりますので、
色・形にわずかですが個体差があります。 -
備考【同梱物】
・専用箱入り
・うちわ立
・工芸品カード
※本商品は2025大阪・関西万博公式ライセンス商品です。






※こちらの商品は会場内では販売しておりません。
下記オンラインストアのみでの取り扱いとなります。
・工芸を旅するサイト「47TREASURE」※本サイト
・お取り寄せサイト「47CLUB」
2025大阪・関西万博公式ライセンス商品 京うちわ
京都の歴史に育まれながら、
京都の伝統工芸品として、繊細優美を極め、
高度の技術の伝承によって
今日の姿をとどめている「京うちわ」。
使うだけではなく、
飾って楽しめる美しいのが特徴です。
自然の素材を用いているため、
とてもよくしなり、
強くて柔らかな風を送ってくれます。
京うちわ 3つの特徴
①「差し柄(さしえ)」の構造
団扇面と把手が別に作られ、細い骨を一本づつ
放射状にならべて、あとから柄をつけた構造。
②良質な国産の素材を使用
柄は孟宗竹・杉・漆塗などで用意され、
紙は主として美濃・土佐・越前の和紙を用います。
③多様な表現方法
人物・風景・俳句・和歌などさまざまな
モチーフを、描絵・版画・手染・手彫など
それぞれの技法を活かして表現しています。
一本の竹から美しい扇面になるまで
京うちわの美しいかたちの裏側には、
いくつもの手間と工程が込められています。
◆骨作り(竹割り)◆
4~5年物の真竹を原料に、
丸い竹を節を避けて輪切りにし、
縦に短冊状に切り分けます。
そして弧になった部分の皮と身を
四角く取り切り揃えます。
端に切れ込みを入れ、
手で揉んでうちわ骨を細く割き、
厚さを揃えれば骨の完成です。
完成した竹骨の片側に糊を付け、
1本ずつちぎっては放射状に丁寧に
紙の上へ配置していきます。
この工程が、うちわの美しい扇面の
骨格を形作っています。
▼
◆上絵◆
うちわの上絵は越前・越中や美濃、
土佐の和紙を使い、日本画の上絵を載せたり、
木版や印刷、染めなどで色を載せたり、
あるいは友禅の型紙や伊勢型紙の技法で、
透かしで草花や風景を表現します。
▼
◆仕立て◆
次に行うのは「合わせ」と呼ばれる工程。
骨の上に糊を塗り、和紙に描かれた上絵を
丁寧に貼り重ねていきます。
そして骨と和紙をしっかりとつけ、
出来上がったうちわがしなり良くなるよう
竹のへらで骨を際立たせます(念付け)。
柄の刺さる部分に蒲鉾型の布や紙を張り
(元板付け)、うちわの形に抜いてから、
周囲に薄くて細い紙を貼ってゆきます(ヘリ取り)。
▼
最後に木や竹の柄を挿して完成します。
経済産業大臣指定 伝統的工芸品
京うちわ
京うちわは「都(みやこ)うちわ」とも呼ばれ、
京都の歴史に育まれながら、京都の伝統工芸品として、
繊細優美を極め、高度の技術の伝承によって
今日の姿をとどめています。
中国から朝鮮を経て伝わり、
奈良時代に貴族の間で用いられたのが始まりです。
団扇は涼をとるばかりでなく、
高松塚古墳の壁画にみられるように、
風や光、塵を防いだり、顔を隠したり
装飾品としてもよく利用されていました。
戦国時代には武将の軍配としても用いられました。
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