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2025.06.11

5本指下駄をつくる工房はどこにある?|小さな里山、岐阜県恵那市武並町について

タグ:#私の名所

こんにちは。47 TREASURE編集部です。

五本指の下駄「GETALS(ゲタル)」を
つくる職人・大森將人さんへのインタビューから、

ものづくりの背景にある“土地の話”をお届けします。


▼大森さんがGETALS(ゲタル)を作るまでの話はこちら▼

下駄なのに5本指!?元営業マンが6年かけて作り上げたGETALS 今回ご紹介したいのは、岐阜県の山あい恵那市武並町で「GETALS(ゲタル)」を作っている大森將人さんです。大森さんが作っている五本指下駄は、とても奥が深くて、大森さんの人生と重なるような一足なんです。

大森さんの工房「嵯峨乃や」のある場所は岐阜県恵那市武並町

本日は、その場所と周辺の空気をご案内させていただきます。

大森さんに会いに行ってみたくなる人が増えたら嬉しいです。

1. 岐阜県恵那市武並町ってどこにあるの?

岐阜県恵那市の西側、

瑞浪市と恵那市のちょうど真ん中に位置するのが武並町です。

山に囲まれ、

川が流れ、

ぽつんぽつんと家が並ぶ、

いわゆる“里山”です。


武並町はここ👆

最寄り駅はJR中央本線「釜戸駅」または「武並駅」。


どちらも無人駅ですが、

名古屋方面への通勤にも利用されていて、
実は車の便もいい場所みたいです。

国道19号線と中央自動車道が通っているため、
“西の玄関口”と呼ばれることも!


 

ただしこの19号線ですが、
ちょうど武並町〜釜戸町間の
約15kmが峡谷になっていて、
片側一車線の超・狭路。

山と山の間、川沿いの道を走るルートで、
事故が起きるとすぐに
通行止めになってしまうそうです。

 

そんな現状をなんとかしようと、
地元では現在、
バイパス整備+道の駅構想が進行中とのこと、、、


五本指下駄「GETALS(ゲタル)」の職人・大森さんも、

実はその道の駅プロジェクトの委員長として
地域の話し合いに参加しているそうです(すごい…!)


「自分の下駄をそこに置きたいとは
 なかなか言えないけど…」と笑いながら、

地域の未来のためにちゃんと動いている姿が、
とても印象的でした。

 

2. 大森さんの工房(城)「嵯峨乃や」


大森さんはインタビュー中、

”うちの近くでは、ちょっと面白いよって
いうところがないんです。”


と話されていました。


私も地元が田舎で近くのおすすめスポットを
聞かれたとき何もないな、となって困ったことがあるので
大森さんの気持ちがとてもよくわかりました。(笑)


ですが、武並町には大森さんの工房
「嵯峨乃や」があります!


山があって、緑があって、
ちいさな川が流れていて、
田んぼがあって畑があって。

そんな里山みたいな
日本の昔ながらの場所にあると思うと、
とても素敵で。大切にしたくなります。


栄えている場所の間で、
あまり知られていない場所にあるだなんて、
なんだか宝探しをしているみたいです。


大森さんの工房(城)は
古民家を改造しており、
とてもおしゃれな店構えです。





大森さんがここで作る五本指下駄は、
「五本指の下駄って作れますか?」という
お客さんの一言からスタートし、
6年かけて完成させたオリジナルの履き物です。

 

▼大森さんがGETALS(ゲタル)を作るまでの話はこちら▼

下駄なのに5本指!?元営業マンが6年かけて作り上げたGETALS 今回ご紹介したいのは、岐阜県の山あい恵那市武並町で「GETALS(ゲタル)」を作っている大森將人さんです。大森さんが作っている五本指下駄は、とても奥が深くて、大森さんの人生と重なるような一足なんです。



この工房は、観光地のような派手さはないですが、

“ものが生まれる場所の温度”を
体感できる、確かな名所です。


ぜひ一度大森さんに会いに
訪れてみてはいかがでしょうか。

 


3. 「嵯峨乃や」へのアクセス

「嵯峨乃や」GETALS

 

所在地:岐阜県恵那市武並町竹折1264−1
アクセス:JR「武並駅」「釜戸駅」より車で5〜10分/恵那ICより約20分
営業時間:10:00〜18:00(水曜定休)
駐車場あり

 

五本指下駄の商品ページは、 こちら

 

 

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