一足先に春の訪れを。日本の職人が届ける桜アイテム

凍えるような寒さの合間に、ふとやわらかな日差しを感じる日が増えてきました。
春はもうすぐそこまで来ている――そう思いながらも、まだ少し遠いこの季節。
そんな今だからこそ、おうちの中から一足先に「春」を迎えてみませんか。
日本各地の職人が、素材と向き合い、手をかけて生み出した桜モチーフの品々。
暮らしの中にそっと置くだけで、空気がやわらぎ、心までほころぶようなアイテムをご紹介します。
岐阜県から届ける桜アイテム
まずご紹介するのは、岐阜県土岐市駄知町でつくられた蓋つきのどんぶり。
美濃焼の産地として知られるこの地で、長年受け継がれてきた技法のひとつが「錦(にしき)」装飾です
素地を焼き上げたあと、赤や金を重ねて絵付けを施し、さらにもう一度窯へ。
手間を惜しまない工程を経て、華やかな文様が器の上に咲き誇ります。
蓋つきという昔ながらのかたちは、見た目の上品さだけでなく、保温性にも優れた実用的なつくり。
炊きたてのご飯や温かい丼ものを、ゆっくりと楽しむことができます。
電子レンジや食洗機にも対応し、現代の暮らしに寄り添う使いやすさも魅力。
いつもの食卓が、まるでお店のように少しだけ華やぐ――そんな春の器です。
石川県から届ける桜アイテム
福島県から届ける桜アイテム
福島県会津若松市の郷土玩具「赤べこ」。
本来は魔除けや無病息災の願いを込めてつくられてきた、素朴であたたかいアイテム。
今回ご紹介するのは、伝統的な赤ではなく、さわやかな水色を基調にした春らしい装い。
青空の下に咲く満開の桜を思わせる色合いが、お部屋に軽やかな空気をもたらしてくれます。
和紙を何枚も重ね、形を整え、手描きで仕上げていく工程。素朴な表情の中には、
職人の手のぬくもりが宿っています。
ゆらゆらと首を振る愛らしい姿を、ただ静かに眺める時間。
忙しい日々の中で、ふっと心がほどけるひとときを届けてくれるはず。
福島県から届ける桜アイテム
まだ外に出るのが少し億劫な寒い日。
身体を動かしながら春を感じられる一品が、広島県廿日市市でつくられるけん玉。
玉の素材には、堅く粘りのある「山桜」を使用。木取りから削り出し、磨き、塗装に至るまで、
職人が一本一本丁寧に仕上げます。淡いピンクと白のグラデーションは、穏やかな春の日差しを思わせるやさしい色合い。
廿日市市のシンボルである桜をモチーフにしたデザインは、競技用としての性能を備えながらも、
置いておくだけで絵になる美しさを持ち合わせています。
遊びながら体を温め、目でも春を楽しむ。
そんな季節の取り入れ方も、素敵ではないでしょうか。
