暮らしに、そっと彩りを。津軽びいどろが映す、季節のかけらたち
季節の風景を閉じ込めた津軽びいどろ。色と光をまとうタンブラーや、職人の感性で生まれるふくろうのオーナメントなど、手しごとの温もりと個性が光るガラス工芸品をご紹介。
世界中で親しまれている鳥・ふくろうは、青森県の林檎農家でも害虫対策の頼れる味方として活躍しています。古来より縁起の良い鳥とされ、「首がよく回る=お金に困らない」「夜目が利く=見通しが良い」など、さまざまな幸運の象徴とされています。 そんなふくろうの愛らしい姿を、職人 篠原さんが繊細なガラスで表現しました。隣に添えた梅は、春の訪れを告げる花であり、豊かな暮らしの象徴。明るい赤色には、喜びやめでたさが重なるよう願いを込めています。
※ご注文後、約1か月前後でお届けいたします。
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ころんとした丸み、ちょこんとした目元。
どこか誇らしげで、でも親しみのあるその姿は、
まるで静かに見守ってくれているようです。
この作品を手がけるのは、
長年ガラスと向き合ってきた
伝統工芸士・篠原義和(しのはら よしかず)さん。
「自分にしか作れないオーナメントを」との想いから、
型を使わず、ガラスの塊に刃物やコテをあてて、
直感でカタチを削り出していくのだとか。
だからこそ、どのふくろうも少しずつ違う、
愛らしい表情をしているのです。
日本では古来より、
ふくろうは「福来朗(ふくろう)」
「不苦労(ふくろう)」と呼ばれ、
福を呼ぶ縁起物として親しまれてきました。
光を受けてやわらかく揺らぐ胸元の色ガラスは、
まるで呼吸しているかのように見えることも。
窓辺や玄関にそっと置いて、
心にふっと安らぎをくれる、そんな小さな存在です。