お正月飾り、捨てないで!感謝を込めて神様を見送る「どんど焼き」
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少しずつお正月気分が抜けていくこの時期。
玄関やリビングに目を向けると、年末に飾ったお正月飾りが。
新年の始まりを告げてくれた、凛とした姿。
けれど松の内が明けると、「そろそろ片付けなきゃ」と思う方も多いのではないでしょうか。
「また来年、新しいものを迎えるから」
そんな理由で、ゴミ袋に入れてしまう前に、少しだけ立ち止まってみてください。
お正月飾りは、新しい年の神様をお迎えするための大切な“目印”。
役目を終えたあとは、日本に古くから伝わる行事「どんど焼き」で、感謝とともに見送るのが習わしです。
今日のブログでは、意外と知らない「どんど焼き」の意味やマナー、もし行けなかった時の対処法についてご紹介します。
そもそも「どんどん焼」って?
「どんど焼き」とは、小正月にあたる1月15日頃、神社やお寺、河川敷などで行われる火祭り行事。
お正月飾りや書き初め、古いお守りなどを持ち寄り、焚き上げます。
地域によっては「左義長(さぎちょう)」「とんど焼き」「さいと焼き」「鬼火焚き」など様々な呼び名で親しまれていますが、どれも同じ願いが込められています。
その起源は古く、平安時代の宮中行事「左義長」にまで遡ると言われていて、1000年以上も続く由緒ある行事なんです。
なぜ燃やす必要があるの?
どんど焼きは、単なる焼却処分ではありません。
門松やしめ縄は、「年神様(としがみさま)」という新年の神様をお迎えするための依り代。
どんど焼きでお飾りを燃やすのは、その煙に乗って、年神様が天へと帰っていくのをお見送りするためだと考えられています。
いわば、神様への「お礼」と「お別れの儀式」。
火には清めと浄化の力があるとされ、感謝を込めて手放す、大切な節目です。
参加するとどんな良いことがある?
どんど焼きは神様のためだけでなく、参加する私たちにもたくさんのご利益があると言われています。
●無病息災・家内安全
どんど焼きの火にあたったり、煙を浴びたりすることで、その一年の健康や家族の安全が叶うと言われています。
●学業成就
お正月に書いた「書き初め」を燃やし、その火が高く舞い上がると「字が上達する」「学業が成就する」という言い伝えがあります。
● 食べて健康に
どんど焼きの火で焼いたお団子やお餅(まゆ玉など)を食べると、一年間風邪を引かない、虫歯にならないと言われています。地域によっては、するめや昆布、みかんを焼くところもあるそうですよ
事前に気を付けておきたいこと
近年は環境への配慮から、持ち込めるものが厳しく分別されています。
●持ち込んでOKなものの例
• お正月飾り(松、わら、紙製のもの)
• しめ縄
• 書き初め
• 古いお守り・お札
• だるま(地域による)
●持ち込みNGなものの例
• プラスチック類(飾りのケース、造花、「賀正」などのプラ製文字)
• ビニール・金属・針金
• お餅のパック(鏡餅のプラスチック容器)
• ぬいぐるみや人形(多くの場所で不可)
特に注意したいのが、しめ縄飾りについている「プラスチック製の橙(だいだい)」や「針金」。これらは必ず自宅で外してから持参するようにしましょう。神様へのマナーとしても、環境への配慮としても、事前の分別は必須です。
忙しくて行けない!という方へ
近年では、「郵送でのお焚き上げ」を受け付けてくれるサービスが増えています。
ネットでキットを購入して送るだけで、神社で丁寧に供養・お焚き上げをしてくれるところや、郵送での受付・事前回収を行っている地域イベントもあるみたい。
これなら、全国どこからでも、自分のタイミングでお正月飾りを正しい形で手放すことができますね。送料や玉串料がかかる場合が多いですが、神様への感謝の気持ちとして検討してみてはいかがでしょうか。
どんど焼きは地域によって日程が異なり、土日に行われることもあります。
ぜひ今のうちに、お近くの神社や自治体の情報を確認してみてください。
お正月飾りを、もう少しだけ大切に楽しんでみませんか。
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