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2026.01.08

今年の方角は南南東―2月3日は節分

タグ:#発見

年が明け、街を歩いていると
「恵方巻ご予約承ります」というポスターを見かける季節になりました。

節分は、日本の暮らしに古くから根づく年中行事のひとつ。
今回は、そんな節分の由来や意味を、ご紹介します。
 

そもそも節分とは

鬼は外、福は内 
この掛け声はお馴染みですが、なぜ“豆”なのかご存知ですか?

節分のルーツは、古代中国の「追儺(ついな)」という悪霊払いの儀式。
日本に伝わった際、穀物には邪気を払う力があると信じられていたことから、豆(大豆)が使われるようになったのだとか。 

豆は「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるとされ、炒った豆(福豆)を使って邪気(鬼)を払い、年齢の数だけ豆を食べることで健康を祈る風習が定着しているのです。
 

なぜ豆をまくの?

「屠蘇」という漢字には諸説ありますが、下記の意味を持っていると言われています。
・屠:悪いものを切り捨てる、屠(ほふ)る
・蘇:魂を目覚めさせる、蘇らせる。

つまり、お屠蘇には、「1年の邪気を払い、心身を蘇らせて無病長寿を願う」という
健康への非常に切実な願いが込められているのです。

実は4パターンだけ?恵方の決め方

恵方巻を食べるときに向く「恵方」。これは、その年の福徳を司る神様「歳徳神」がいらっしゃる方角のこと。

毎年あちこち変わっているように思いますが、実は恵方は
「東北東」「南南東」「北北西」「西南西」の4方向しかありません。

これらが十干という暦の組み合わせによってローテーションしているのです。

もっと簡単に覚えたい方へ。
「西暦の下一桁」で分かる法則はこちら。

• 南南東(やや南): 西暦の下一桁が 1、3、6、8 の年
• 北北西(やや北): 西暦の下一桁が 2、7 の年
• 西南西(やや西): 西暦の下一桁が 0、5 の年
• 東北東(やや東): 西暦の下一桁が 4、9 の年 

つまり今年(2026年)は南南東の方角になります★

これだけは守りたい!恵方巻・3つの鉄則

せっかく食べるなら、作法も大切にしたいところ。
恵方巻には、昔ながらの“3つのルール”があります。
 
●恵方を向いて食べる
前述の通り、歳徳神がいる恵方を向いて食べます。
食べている間は、よそ見せずに恵方の方角だけ見続けるのがポイント。

●一本を切らずに食べる
食べやすいように包丁で切りたくなりますが、これはNG。
「縁を切る」ことに繋がってしまうため、一人一本、丸ごと食べるのが基本。

●無言で食べきる
これが一番難しいかもしれませんが、食べ終わるまでは静かに願い事を念じながら、無言で食べなければなりません。途中で喋ってしまうと口から運気が逃げてしまうと言われています。
ただし、最近では「笑う門には福来る」にならって、ニコニコ笑いながら食べるのが良いという説もあります。
苦しい顔して食べるより、笑顔で頂いた方が福を呼び込めそうですね。
 


節分は、寒い冬から暖かな春へと移り変わる大切な節目。
「鬼は外」で悪いものを手放し、栄養たっぷりの恵方巻を丸かぶりして、新しい季節の福を、迎え入れてみませんか。

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