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2026.03.11

春休みに訪れたい、日本三大○○の名所 ― 日本三景

タグ: #発見
 
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春休み、どこへ出かけようか迷っていませんか。
せっかくの長いお休み、日本各地にある“日本三大○○”と呼ばれる名所を訪ねてみるのはいかがでしょうか。

「日本三景」や「日本三名城」など、日本には古くから人々が選び伝えてきた
“日本三大○○”が数多くあります。どれも、その土地の歴史や風景を象徴する場所ばかり。

今回はその中でも、日本を代表する絶景として知られる「日本三景」をご紹介します。

※最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

日本三景とは

古くから景勝地として親しまれてきた宮城県の松島、京都府の天橋立、広島県の宮島。
この三つの名所が「日本三景」として初めて文献に登場したのは、江戸時代初期のこと。

儒学者・林春斎が記した『日本国事跡考』の中で、日本を代表する景勝地として紹介されたことがそのはじまりとされています。ちなみに林春斎の誕生日にちなみ、7月21日は「日本三景の日」と制定されているんです。

東北・近畿・中国地方と、それぞれ離れた場所にある三つの名所ですが、共通しているのは海が生み出す風景。
太平洋(松島)、日本海(天橋立)、瀬戸内海(宮島)という異なる海が、それぞれ独特の景観をつくり出しています。

海の表情や自然環境はもちろん、そこで味わえる魚介類や文化もまた違うもの。
三つの景色を見比べてみるのも、日本三景を巡る楽しみのひとつです。

瀬戸内海に浮かぶ神々の島 宮島

波穏やかな瀬戸内海に立つ、鮮やかな朱色の大鳥居。

そして平安時代の建築様式「寝殿造り」の美を今に伝える厳島神社。
安芸の宮島は、日本三景のひとつとして知られる神秘的な景勝地です。

春の宮島には、約1900本もの桜が咲き誇るのだとか。
多宝塔周辺や大元公園、大聖院などは、海と桜が織りなす景色を楽しめる人気のお花見スポット。

また春休みの時期には、島を彩る行事も。
3月15日~4月3日に開催される「みやじま雛めぐり」、そして平安絵巻を思わせる華やかな「宮島清盛まつり」など、春ならではの賑わいを感じることができます。

宮島を訪れる際に欠かせないのが潮位のチェック。
潮位が100cm以下の時には大鳥居の足元まで歩いて行くことができ、250cm以上になると厳島神社が海に浮かんでいるように見えます。

訪れる時間によって異なる景色が見られるのも、宮島ならではの魅力ではないでしょうか。

●アクセス:
・🚃JR宮島口駅から徒歩5分でフェリーに乗り換え約10分
・🚃広島電鉄宮島口駅から徒歩1分でフェリーに乗り換え約10分
●参考サイト
・日本三景 安芸の宮島:https://nihonsankei.jp/miyajima.html
・厳島神社:http://www.miyajima-wch.jp/
・潮見表:https://www.miyajima.or.jp/sio/sio01.html

天に舞う龍のような奇景 丹後天橋立

日本海の宮津湾に広がる天橋立。
全長約3.6kmの砂州に、6000本以上の松が茂る神秘的な地形で知られています。

文珠山の山上にある「天橋立ビューランド」から南側を眺める景色は「飛龍観」と呼ばれ、松並木がまるで天へ舞い上がる龍のように見えることから名付けられました。

一方、北側の「傘松公園」から股の間をのぞいて見る景色は「昇竜観」。
天地が逆転したような不思議な眺めを楽しむことができます。

傘松公園は桜の名所としても知られ、4月上旬から中旬にかけてケーブルカー沿線などに約100本の桜が咲き誇ります。

また、宮津の春の味覚として親しまれているのがシラウオ。
地元では「いさざ」と呼ばれ、春ならではの味覚として楽しまれているのだそう。

天橋立は展望台から眺めるだけでなく、松並木の中を歩いて渡ったり(片道約50分)、
レンタサイクル(約20分)で駆け抜けたりと、自然を体感できる楽しみ方も魅力です。
 

●アクセス:
・🚃京都丹後鉄道 天橋立駅から徒歩約5分
・🚙京都縦貫自動車道 宮津天橋立ICから車で約10分
●参考サイト
・日本三景 丹後天橋立:https://nihonsankei.jp/hashidate.html
・天橋立ビューランド:http://viewland.jp
 

260の島が織りなす多島美 陸前松島

平安の昔から人々を魅了してきた景勝地、松島。
松島湾にはおよそ260もの島々が浮かび、どの展望地から眺めても海と島が織りなす美しい景観を楽しむことができます。

春の松島では、伊達政宗ゆかりの寺として知られる瑞巌寺の「臥龍梅(がりゅうばい)」が紅白の花を咲かせ、東北の長い冬の終わりを告げます。

桜の時期には、「西行戻しの松公園」が人気のお花見スポットに。
満開の桜と松島湾の景色が一体となった、見事な眺めが広がります。

もし春休みの前半に訪れるなら、3月16日まで期間限定でオープンしている「松島観光協会かき小屋」も見逃せません。周辺には東北有数の漁港があり、新鮮な牡蠣や魚介を楽しむことができるんです。
 

●アクセス:
・🚃JR仙谷線 松島海岸駅(仙台駅から約40分)/JR東北本線 松島駅(仙台駅から約24分)
・🚙三陸自動車道 松島海岸ICから約5分
●参考サイト:
・日本三景 陸前松島:https://nihonsankei.jp/matsushima.html
・松島島巡り観光船:http://www.matsushima.or.jp
・瑞巌寺:http://zuiganji.or.jp


春の穏やかな空気と、美しい海の風景。
宮島、天橋立、松島――それぞれに異なる魅力を持つ三つの景色は、どこを訪れても心に残る旅の思い出をつくってくれるはずです。

日本にはほかにも「日本三名城」や「日本三大夜景」など、興味深い“日本三大○○”が数多くあります。
春休みの旅先を考えながら、日本の名所をあらためて探してみるのも楽しそうですね。


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