“伝統工芸っぽくない”をあえて選んだ ― iroikoiが生まれるまで
“伝統工芸っぽくない漆器をつくりたい”――そんな想いから生まれた山中塗ブランド「iroikoi」。山中温泉の風景を描いたカラフルなデザインは、地元のおみやげから始まり全国へ。BEAMSや北陸新幹線記念品の記念品にも選ばれた色鮮やかな漆器に込められた想いと誕生までを池田さんにお伺いしました。
●石川県加賀市・山中温泉の冬景色。白銀の雪と清らかな川のコントラストが織りなす、静けさと美しさを表現した一枚です。
●表面は、川に差し込む光と舞い散る雪をイメージした白と青のグラデーションに、特徴的な変わり塗を重ねたデザイン。裏面には、シンプルな濃淡やグラデーションによる繊細な吹付塗装を施し、職人の手仕事が生み出す奥行きのある表情を楽しめます。
●ケーキや和菓子を盛る菓子皿としてはもちろん、アクセサリーや小物を置くインテリアトレイとしても活躍。裏面の美しい色彩がさりげなくのぞく佇まいも魅力のひとつです。
受取状況を読み込めませんでした
在庫あり

石川県加賀市にある山中温泉地区で受け継がれる伝統工芸「山中漆器」。
450年以上の歴史をもつその高い木地挽きの技術と、繊細な塗の技法に、
生活の多様性が進むこれからの時代に向けて、優しさと鮮やかさを兼ね備えた侘び錆びのある色彩で、部屋の空間に憩いのアクセントを施しました。

山中温泉の川に広がる雪景色をモチーフに、シンプルでありながら奥行きのある白と青のグラデーション。静かに冷たい氷の世界に反射する日光や雪を感じさせる美しい佇まいのデザインです。

代々継承される荒家塗工の職人により、ひとつひとつ手作業で丁寧に塗り重ねて仕上がります。ムラも無く高品質なモノづくりを目指す職人だからこそ成せる技なのです。