三が日は「包丁いらず」。おせち料理が日持ちする“本当の理由”を知っていますか?
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お正月三が日も最終日を迎えました。
皆さん、お正月はゆっくり過ごせましたでしょうか?
この三が日、昔から「包丁を使ってはいけない」「煮炊きをしてはいけない」と言われてきました。
よく言われる理由は、「普段忙しいお母さん(主婦)を休ませるため」というもの。
もちろん、それも大切な理由の一つ。
しかし、他にも理由があるんです。
包丁要らずの本当の意味とは
三が日に包丁を使わないのは、
刃物が「縁を切る」ものと考えられてきたから。
新しい年に結ばれるはずのご縁や、
これから育っていく幸福を、
うっかり断ち切ってしまわないように──
そんな願いが込められていました。
また、昔はお正月に医者も休みだったため、
「怪我をしないように」という現実的な戒めでもあったといわれます。
祝い酒を口にする機会も多い時期。
暮らしの知恵としても、理にかなっていますね。
煮炊きもNGなそのワケ
おせち料理といえば、年末に作り置きをして、三が日はそれを食べるのが基本。
これは「台所に立つ人を休ませるため」と広く知られていますが、
実は、後付けの理由だという説があるのをご存知でしたか?
本来の厳格な理由は、「火の神様」を怒らせないためなんです。
日本の台所には「荒神様(こうじんさま)」という火の神様がいると信じられてきました。 お正月という神聖な期間に、火を焚いて騒がしくしたり、煙を出したりすることは、
この神様を刺激し、怒らせてしまうと考えられていたのです。
さらに、煮炊きをするときに出る「灰汁(あく)」が、「悪」に通じることから、
新年に悪を出さないように火を使わない料理(おせち)ですませる、という考え方もあります。
つまり、おせち料理が日持ちするように作られているのは、単なる保存食というだけでなく、「三が日は火と刃物を封印し、神様と共に静かに過ごすため」の知恵だったのです。
おせち料理は神様のおさがり
おせち料理には「神人共食(しんじんきょうしょく)」という考え方もあります。
おせち料理の起源は、神様にお供えする「御節供(おせちく)」。
大晦日に歳神様(としがみさま)にお供えした料理には、神様の霊力が宿るとされています。年が明けてから、そのお供え物を家族みんなで食べることで、一年の力を授かると考えられていました。
もし、お正月にまた新しく料理を作ってしまうと、それは「神様にお供えしたもの(力が宿ったもの)」ではなくなってしまう。 だからこそ、年末に用意したお供え物(おせち)を、三が日の間食べ続けることに意味があるのです。
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