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DISCOVER JAPAN with Artisan
2025.06.11

五本指下駄職人、大森さんの「食」について(唐揚げLOVE、カフェをやっていた話)

タグ:#食

こんにちは。47 TREASURE編集部です。


岐阜・恵那市の山あいで、
五本指下駄「GETALS(ゲタル)」を作っている
職人さんー大森將人さんの
「#食」にまつわる日常をのぞいてみました。


▼大森さんがGETALS(ゲタル)を作るまでの話はこちら▼

下駄なのに5本指!?元営業マンが6年かけて作り上げたGETALS 今回ご紹介したいのは、岐阜県の山あい恵那市武並町で「GETALS(ゲタル)」を作っている大森將人さんです。大森さんが作っている五本指下駄は、とても奥が深くて、大森さんの人生と重なるような一足なんです。

 

職人さんの「食」って聞くと、何となく粗食でストイックな感じ?


…いえいえ、大森さんの場合、からあげ愛がすごいんです(笑)


そもそも「GETALS(ゲタル)」って何だろう?
となった方に簡単に説明させていただくと、
ゲタルは、普通の下駄と違って、
5本ソックスのように足指を開放して
履くことができる新感覚の履物です。

五本指下駄の商品ページは、 こちら

毎日でも食べたい。大森さんのからあげ「愛」

大森さんの好物、それはズバリ!からあげ!

「弁当買ってきてくれたら、“からあげ入ってる?」って聞く
「入ってなかったら、ちょっとテンション下がるんよ」


と、笑いながら話してくれました。

学生のころに京都で食べた「かまどや(ほか弁系)」のからあげが忘れられず、
そこからずっと、からあげラブな人生だそうです。

ちなみに最近のお昼ごはんは、
・冷凍チャーハン
・奥さんの手作り弁当(←唐揚げ入りの日は特に嬉しい)
この2択が多いとのこと◎

 

吉野家の唐揚げも好きとのこと(写真:スタッフ提供)

自分でカフェを立ち上げてみた話(現在臨時休業中)

実は大森さん、
2023年にテイクアウトカフェ
「サガノヤカフェ」をスタートしていました。

「このへん、寄り道できる場所が少ないから」
そう思って、自分の工房敷地内にカフェをオープン。


スタッフさんと一緒に、スープやカレー、
スイーツなどを提供していたそうです。

仕込みから調理までかなり手がかかっていたらしく、
「作り方がまずかったかなと思ったけど、
すごくおいしかったんですよ」と、
今でもその味には自信を持っておられます。

でも、現実はなかなか厳しかったそうです。

ゲタルの売れ行きが少し落ち込んできた時期と重なり、
飲食業としての仕組みづくりや、
パート・バイトスタッフの確保にも苦労するように。

「皆さんを雇うことができなくなってきて…
一回閉めようかって」と、静かに決断されたそうです。

「1年くらいは、ポツポツとお客さんが来てくれたんですけどね。でも、それ以上はなかなか…」

と、大森さん。

カフェのInstagramは今も残してあり、
その投稿からも、当時の雰囲気が伝わってきます。

まとめ:お弁当にからあげ、職人にカフェ。

「からあげが好き」「カフェやってみたかった」
このような話を聞くと、
急に職人さんがぐっと身近に感じられませんか?

大森さんのごはん事情は、
特別ではないかもしれませんが温かい。


そこに、GETALSのやさしい履き心地が
リンクしている気がします。

 

これを最後まで読んだあなたも、
からあげ弁当片手に、
大森さんのいる町へ出かけてみてはいかがでしょうか。

 

五本指下駄の商品ページは、 こちら

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