“伝統工芸っぽくない”をあえて選んだ ― iroikoiが生まれるまで
“伝統工芸っぽくない漆器をつくりたい”――そんな想いから生まれた山中塗ブランド「iroikoi」。山中温泉の風景を描いたカラフルなデザインは、地元のおみやげから始まり全国へ。BEAMSや北陸新幹線記念品の記念品にも選ばれた色鮮やかな漆器に込められた想いと誕生までを池田さんにお伺いしました。
●石川県加賀市・加佐の岬から望む、夏の終わりの夕焼けと海の情景をモチーフにしたデザイン。橙のグラデーションが広がる表面には、夕陽が反射して海と溶け合うような光の変化を映し出しています。
●裏面にも、海に差し込む光をイメージした鮮やかな変わり塗を施し、どちらの面も職人の手作業による吹付塗装で丁寧に仕上げられています。シンプルな濃淡の中に、奥行きと動きのある美しさが感じられます。
●ケーキなどの菓子皿としてはもちろん、アクセサリーや小物を置くプレートとしてもお使いいただけます。表裏で異なる表情を楽しめる、実用性と美しさを兼ね備えた一枚です。
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石川県加賀市にある山中温泉地区で受け継がれる伝統工芸「山中漆器」。
450年以上の歴史をもつその高い木地挽きの技術と、繊細な塗の技法に、
生活の多様性が進むこれからの時代に向けて、優しさと鮮やかさを兼ね備えた侘び錆びのある色彩で、部屋の空間に憩いのアクセントを施しました。

加賀市の加佐ノ岬から見る夏の夕暮れをモチーフに、夕日と海の色が混ざり合う情緒的な世界観は、窓から差し込む太陽や夜の証明に反射することで一層美しく輝く。山中温泉の一番綺麗な季節である紅葉にも見れるデザインです。

代々継承される荒家塗工の職人により、ひとつひとつ手作業で丁寧に塗り重ねて仕上がります。ムラも無く高品質なモノづくりを目指す職人だからこそ成せる技なのです。
伝統的な山中塗をモダンな食卓に取り入れたい方や、
季節のおもてなしにぴったりの器をお探しの方へ、おすすめの商品です。