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2025.10.08

今さら聞けない?2025年大阪・関西万博のデザインに込められた意味

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いのちの輝きを象徴する「公式ロゴマーク」

今回ご紹介するのは、日本の職人技と遊び心が詰まった高級感あふれる2025大阪・関西万博公式ライセンス商品のミャクミャク卓上ボールペン。

書く・眺める・置く。毎日のお仕事や暮らしに、ほんの少しの癒しを届けるそんな一本です。

 

いのちの輝きを象徴する「公式ロゴマーク」

公式ロゴマーク

公式ロゴマークには、こんなコンセプトが掲げられています。


【コンセプト】
きっと心を踊らせるサイエンスやテクノロジーの発見。だれもが飛び跳ねたくなるエンターテイメントの興奮。つい胸を弾ませてしまうアートやクリエイティブの感動。
それらは人の身体のずっとずっと奥深くにまで
とどいて、いのちをささえているCELL(細胞)たちにも元気を与えてくれる。2025年大阪・関西万博という、わたしたちがもうすぐ出逢える新しい未来。一人ひとりの個性が躍動しながら集まって、繋がって、そこにはきっと、いのちの輝きがあふれている。


科学やアートの感動が、細胞レベルで私たちの“いのち”を元気にして、未来を輝かせる。
そんな想いが、この公式ロゴマークには込められているんです。

この公式ロゴマークは2019年11月29日~12月15日の間に実施された公募で5,894にも及ぶ作品の中から選ばれました。

形が異なる細胞をつなげることで、1つの生命体を表現し、
目のように見える5つの点は、5枚の桜の花びらをデザインした70年万博のシンボルマークから着想を得たんだとか。(参考:アートディレクター シマダモツ氏の会見コメント)

「ちょっと不思議で独特な形」と思うかもしれませんが、
過去の万博の記憶と、未来への希望がつながっているデザインなんです。


2025年大阪・関西万博が終わっても語り継がれるような、歴史に残るシンボルになっているはず。

47CLUBが手掛ける公式ロゴマークデザインの商品

ミャクミャクってナニモノなの?

ミャクミャク

もう一つの象徴が”ミャクミャク”
初めて見たときは「なんだこれは?」と思った人も、今ではじわじわと愛着がわいてきたのではないでしょうか。

ミャクミャクは、細胞と水がひとつになって生まれた不思議な存在。
その正体は謎に包まれています。

  • 赤い部分は「細胞」:分かれたり、増えたりする性質
  • 青い部分は「清らかな水」:流れるように形を変える性質


この2つが融合し、ミャクミャクは姿を変えながら「なりたい自分」を探しているんですって。
だから、いま私たちが見ている人型の姿も、人間をまねたひとつの姿にすぎないのです。
変化しすぎて、時には元の形を忘れてしまうこともあるんだそう。

外に出て太陽の光を浴びることが元気の源。
雨の日も大好きで、雨を体に取り込んでエネルギーにしています。


【プロフィール】
出生地:関西のどこかにある小さな湧水地
性格:人懐っこいけれど、おっちょこちょいでよくポカをする
特技:いろんな形に姿を変えること、雨上がりに虹を見つけること
好きなこと:あらゆる生き物や物事と触れ合うこと


 

47CLUBが手掛けるミャクミャクデザインの商品

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3つの要素から設計された「デザインエレメント」

2025年大阪・関西万博のビジュアルを支えているのが「EXPO 2025 Design System」。
その核となるのがID・GROUP・WORLD といわれる3つのデザインエレメントです。
これは公式ロゴマークの発想の元となった”CELL(細胞)”の考え方と繋がっていて、
「いのちの輝き」を立体的に表現するために設計されました。

 

ID:成長し、進化する「個のいのち」

”ID
  • Lives:いのちが生まれる
  • Growth:いのちが成長する
  • Evolution:いのちが進化する

という3つの段階で、いのちが歩むストーリーを表現しています。

 

GROUP:異なるいのちが集い、未来を共に生み出すための「共同体」

色も形も違うIDたちが集まってできる集合体。
これは万博のテーマでもある「未来社会の共創」を象徴しています。

”ID
  • Join:壁を超えて、他者に出会う
  • Sync:心を開き、話し合う
  • Act:未来へと動き出す

という3つのステップを通じて、異なる個性が出会い、つながることで新しいアイデアが生まれていく。
GROUPは「一人ではできない未来づくり」を視覚的に表現しているんです。
 

WORLD :多様ないのちが融け合い、響き合う生態系

さまざまないのちが共生する大きな世界をイメージしたエレメント。
一枚の大きなグラフィックから自由に切り取ることで、ポスターやグッズなど、無限に広がる展開ができるのも特徴です。

WORLDには、4つの情景が込められています。

”ID
  • Inochi(いのち)
  • Umi(海)
  • Noyama(野山)
  • Hikari(光)

一人ひとりが違う景色を見ているけれど、同じ世界を共有している──そんな「多様性と調和」への願いがここに込められています。
 

47CLUBが手掛けるデザインエレメントデザインの商品

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参考


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47 TREASURE(運営:47CLUB)は、2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスとのサブライセンシー契約において、日本国内の伝統工芸品および伝統工芸品に準ずる特産品を公式ライセンス商品化する取り組みを行っております。「2025大阪・関西万博公式ライセンス商品」はライセンス契約に基づいて製造されており、売り上げの一部は、本万博のために活用されます。

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