DISCOVER JAPAN with Artisan
2025.09.08

フタを開けるワクワクで、いつものごはんがちょっと特別に

使用イメージ

今回ご紹介するのは 蓋付どんぶり。

丼ものって、忙しいときも頼りになるし、なんだかんだよく登場しますよね。牛丼、親子丼、カツ丼…どれもおなじみ。
でも、そんないつもの丼も、もし蓋つきのどんぶりに盛りつけてみたら?

丼にフタなんて、ちょっと大げさ?と思うかもしれませんが、
不思議と「今日はちょっと特別だな」って感じがするんです。開ける前のドキドキ、そしてフタを持ち上げた瞬間にふわっと広がる香り。あのワクワクは、蓋付どんぶりならでは。

 

どんぶりの町・岐阜県駄知の職人がつくります

岐阜県土岐市・駄知町は「どんぶりの町」と呼ばれ、全国でも有数のどんぶりの産地。
そこで60年以上にわたり、ひたむきに蓋付どんぶりを作り続けてきた職人たちがいるのをご存知ですか?

この器の特徴は、なんといっても色鮮やかな錦の絵柄。
桜、牡丹、花鳥といった昔ながらのモチーフを、赤や金、青や緑で華やかに描いています。ちょっと派手だけど、どこか懐かしくて飽きのこないデザイン。
飲食店でも広く使われ、見たことがある方もいるんじゃないでしょうか。

やっぱりこれが一番使いやすいと支持されるワケ

使用イメージ

お店で毎日使われる器は、家庭用以上に丈夫さが求められるから
”割れにくくて、軽くて、重ねやすい”そんな条件を満たすために、
土の配合を一から見直し、形も何度も試作を繰り返しました。

だからこそ完成したどんぶりは、「やっぱりこれが一番使いやすい」と多くの飲食店から支持されているんです。あの牛丼チェーンや鰻の名店でも使われていて、実は知らないうちにあなたも手に取ったことがあるかもしれません。

フタを開ける楽しみをご家庭で

工房では今も職人が一つひとつを確認しながら、年間約6万個の蓋付どんぶりを作り続けているんだとか。手間を惜しまず丁寧につくられた器だからこそ、家庭の食卓でも安心して長く使っていただけます。

そして何よりも、このどんぶりの魅力は“フタを開けるワクワク”。
中が見えないからこその期待感、開けた瞬間に広がる香りや驚き。

何気ないごはんが、ちょっとしたイベントに変わるのです。

いつもの丼にフタをしてみるだけで、いつもより特別に。
そんな時間を、ぜひ一度ご家庭で体験してみてください。

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