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2025.09.19

9月19日は一粒万倍日!福を呼ぶ縁起物

一粒万倍日
 

暦の上で特別な吉日とされる「一粒万倍日」。
一粒の籾(もみ)が万倍にも実ることから、「小さなことが大きな成果につながる日」といわれています。

新しいことを始めたり、大切な品を迎えたりするのに最適な日です。

そんな縁起の良い9月19日におすすめしたいのが、日本各地の伝統工芸の技から生まれた「縁起物」の数々。
それぞれに込められた意味を知ると、日々の暮らしを少し特別に感じられるはずです。


 


招き猫

福を呼び込む守り猫

右手を上げれば金運、左手を上げれば人とのご縁を招くといわれています。 江戸時代から続く木目込み人形の技法でつくられた招き猫は、布地の温もりと細やかな細工が特徴。 伝統美とともに「福を呼ぶ」存在として、ご自宅やお店に迎えるのにぴったりです。



津軽びいどろのふくろう

彩りで福を呼ぶ守り神

ふくろうは「不苦労」「福来朗」とも書かれ、古くから縁起の良いモチーフ。 知恵の象徴としても親しまれています。津軽のガラス職人によるびいどろのふくろうは、四季を映したような鮮やかな色彩と透明感が魅力。 窓辺やリビングに置くだけで、暮らしを明るく照らす「福のしるし」となってくれるはず。

akabeko

無病息災を願う福牛

福島県会津地方に伝わる郷土玩具、赤べこ。 赤色には魔除けの意味があり、病気や厄を払い、家族の健康を願う守り神として愛されてきました。 ゆらゆらと首を揺らす姿はどこかユーモラスで、見る人の心を和ませてくれます。 「厄を払い、笑顔を招く牛」として、今もなお縁起物の代表格といえる存在です。


かぶと

清らかな輝きで勝運を呼ぶ

兜は身を守るものとして、魔除けや厄除けの象徴。 また「勝ち」を取る意味から、出世や成功祈願の縁起物でもあります。
ガラス細工の兜は、光を受けて澄んだ輝きを放ちます。 透明感のあるその姿は、未来を明るく照らす守り神のよう。
現代のインテリアにも馴染み、季節を問わず一年中飾れる縁起物です。


一粒万倍日に縁起物を迎えることは、「小さな祈りが大きな福へと広がる」ことを願う素敵な習わし。 江戸の伝統から会津の郷土玩具まで、日本各地の職人がつくりあげた品々には、長い歴史と人々の想いが込められています。 9月19日という吉日に、あなたも幸運を呼ぶ縁起物を迎えてみませんか?


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