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2025.09.12

【万博】かわいいだけじゃない!毎日活躍 ミャクミャクがま口|2025大阪・関西万博公式ライセンス商品

がま口
撮影:47CLUB

手のひらに収まるコロンとした小さながま口。
そこに描かれているのは、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」。
表情豊かなデザインが可愛いだけでなく、日本ならではの職人技と伝統がぎゅっと詰まった特別ながま口なんです。

400年も受け継がれている甲州印伝って知ってますか?

このがま口は、山梨県甲府市で400年以上続く伝統工芸・甲州印伝の技術で作られています。
甲州印伝は、鹿革に漆で模様を描く独特の技法が特徴。
しなやかな鹿革は使うほどに手になじんで、漆の模様は光を受けて上品に輝くのです。

江戸時代には旅人の財布や巾着として愛され、浮世絵や文学作品にも登場したほど。
つまり、長い歴史の中で、毎日の暮らしに寄り添う小物 として親しまれてきました。

鹿革はとても軽くて柔らかく、それでいて丈夫。
だからこそ毎日使う財布や小物にピッタリなんです。

世界に1つだけ?その理由とは

このがま口は、甲府の老舗・印伝の山本の職人さんが
何段階もの工程を手作業で仕上げています。

なめらかな手触りの鹿革を選び、その中からさらにがま口にふさわしい質感を厳選。
そして伝統ある伊勢型紙を使って漆を載せていきます。
ヘラを動かす力加減ひとつで模様の表情が変わるため、
まさに熟練の技が試される工程です。

製造風景
提供:印伝の山本

さらに漆をのせた革は専用の部屋で数日寝かせ、光沢と耐久性を高めます。
裁断や縫製も丁寧に仕上げられるので、
柔らかさを保ちながら長く愛用できる強さが備わるのです。

必要なサイズ・カタチに裁断して、丁寧に縫製して仕上げ。
柔らかな鹿革の質感を損なわず、長く使えるよう丈夫に作られています。

アップ
提供:印伝の山本

裁断する位置によって柄の出方が違うため、仕上がりはすべて少しずつ異なります。

だからこうして、世界に一つしかないミャクミャクのがま口が完成するのです。

こんなときに大活躍!

このミャクミャクがま口、かわいいだけじゃなくて実用性も抜群なんです。
小銭入れにはもちろん、バックのなかで迷子になりがちな常備薬・サプリやアクセサリーなんかを入れるのにも◎
おしゃれな日本製小物として、海外の方への贈り物にもおすすめです。

キャラクターグッズは少し苦手、という方にも手に取っていただきやすいデザインに仕上がっています。
バッグの中にひとつあるだけで、気分がちょっと上がる…そんながま口です。


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47 TREASURE(運営:47CLUB)は、2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスとのサブライセンシー契約において、日本国内の伝統工芸品および伝統工芸品に準ずる特産品を公式ライセンス商品化する取り組みを行っております。「2025大阪・関西万博公式ライセンス商品」はライセンス契約に基づいて製造されており、売り上げの一部は、本万博のために活用されます。

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