【万博】”意外と、かっこいいじゃないか”ー職人が語るEXPOスカジャン誕生秘話|2025大阪・関西万博公式ライセンス商品

撮影:47CLUB
“スカジャン”――その響きに、””横須賀””という地名を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
そのルーツは戦後まもない頃に遡ります。
横須賀に駐留していたアメリカ兵が「日本での記念に」と、刺繍入りのジャンパーを地元のテーラーにオーダーしたのがはじまりです。
このジャンパーはやがて「スカジャン」と呼ばれるようになり、横須賀を象徴するカルチャー、そして“日本発のファッション”として世界に広く知られる存在となりました。
熟練の職人ふたりが手がけた EXPO2025 スカジャン
今回、2025大阪・関西万博公式ライセンス商品のスカジャンを仕立てたのは、長年スカジャン作りに携わってきた一本さんと、デザインを専門とする熟練絵師。
お二人とも横須賀のスカジャン文化と共に歩んできた存在です。
最初は、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のユニークなビジュアルに戸惑いを覚えたそうですが、その背景や意味を知るうちに、見方が一変したのだとか。
”意外と、かっこいいじゃないか”
そう語る彼らの手によって生み出された一着には、万博をイメージしたカラーの赤と青をまとった虎と龍の大胆な刺繍が施されています。
1940~50年代の”スカジャンタッチ”を継承しながら、今という時代を映す新たな物語を織り込んだ、まさに”令和のスカジャン”です。

撮影:47CLUB
Made in Japanを、世界へ届ける。
このスカジャンはすべて国内で製作された純粋な”Made in Japan”。
刺繍から縫製まですべて職人の手仕事によって仕立てられており、特に刺繍工程では、針の角度や深さ、糸のテンションといった微細な感覚が仕上がりを左右するのです。
ほんのわずかな手の感覚が命。
幾何学模様などは糸を引く力が少し違うだけで布がよれてしまうため、すべて繊細に計算された上で成り立っています。
まさに「神業」と呼ぶにふさわしい技の結晶です。
デザインを担った絵師も、スカジャンだけにとどまらず、横須賀の文化に深く関わる存在。
「どぶ板通り」のスカジャン柄フラッグや、地域限定マンホールのデザインも手がけており、その表現力が今回のスカジャンにも存分に活かされています。
日本の誇りを世界に発信するための「装い」。2025年の大阪・関西万博という舞台にふさわしい、魂のこもった一着として是非その手に取っていただきたい一着です。
商品紹介

EXPO2025 横須賀スカジャン
¥75,900(税込)

47 TREASURE(運営:47CLUB)は、2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスとのサブライセンシー契約において、日本国内の伝統工芸品および伝統工芸品に準ずる特産品を公式ライセンス商品化する取り組みを行っております。「2025大阪・関西万博公式ライセンス商品」はライセンス契約に基づいて製造されており、売り上げの一部は、本万博のために活用されます。
©Expo2025
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